ママ友のマウント会話、例を挙げて解説!なぜとるのか・対処法まで

ママ友のマウント会話、例を挙げて解説!なぜとるのか・対処法まで
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「うちの子、もう九九全部覚えちゃって」「旦那がまた海外出張で〜」「私ってどうしても痩せ体質で困るの」——こういった会話、聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。

ママ友との会話の中で感じるモヤモヤした疲れの正体が「マウント」であることは少なくありません。悪意があるのかないのか分からないだけに、どう受け取ればいいのか、どう対処すればいいのかが難しいのがママ友のマウントの特徴です。

この記事では、ママ友のマウントによくある会話の具体例を挙げながら、なぜマウントをとるのかという心理と、うまく付き合うための対処法を詳しく紹介していきます。

目次

ママ友のマウントとはどういうものか

マウントとは「自分が上だと示す行為」

マウントとは、会話の中で自分や自分の子ども・家庭を相手より上に見せることで、優位性を確認しようとする行為のことです。

露骨な自慢だけでなく、さりげない一言や「大変なんだけどね」という形をとった自慢など、気づきにくい形で行われることも多いです。言った本人がマウントだと意識していないケースも多く、だからこそ指摘しにくく対処が難しいのです。

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ママ友関係でマウントが起きやすい理由

ママ友という関係は、子どもの年齢・学校・地域という共通点はあっても、もともとまったく違う環境・価値観・生き方をしてきた人同士が集まる特殊なコミュニティです。

子ども・夫・家・収入・見た目・学歴——比較しやすい要素が多いことに加え、「子どもを通じた関係である以上、うまくやっていかなければならない」という縛りがあるため、感じた不満を率直に伝えにくい状況が生まれやすいです。この「逃げられない感」が、マウントを受けた側の消耗をさらに大きくします。

ママ友のマウント会話のよくある例

子どもの能力・成績へのマウント

「うちの子、先生に才能があるって言われちゃって」「もう漢字検定受けようかって話してるの」「〇〇ちゃんって今どの塾行ってるの?うちはもう受験コースで」といった形で、子どもの能力・成績・習い事を話題にするパターンは最も多いマウントのひとつです。

一見、子どもの話をしているだけに見えますが、「うちの子はできる=私の子育ては正しい=私はすごい親だ」という構図が背景にあることが多いです。

相手の子どもの状況を聞いてきた後に自分の子どもの自慢を続けるパターン、「〇〇ちゃんはまだ?」という形で比較を促してくるパターンも頻繁に見られます。

夫・家庭へのマウント

「旦那がまた転勤でヨーロッパに行くことになっちゃって、大変だわ」「うちの旦那、家事も子育ても全部やってくれるから私が何もしなくていいくらいで」「先日また旦那がプレゼントくれて。また宝飾品で困っちゃう」といった形で、夫の職業・収入・家事参加度・プレゼントを話題にするパターンです。

「困っちゃう」「大変なんだけど」という謙遜のふりをしながら自慢するのが特徴で、直接的な自慢ではないだけに反応に困ります。

家・お金へのマウント

「うちリフォームしたんだけど、思ったより広くなっちゃって」「子ども部屋が余りすぎて何に使おうか迷ってるの」「先週また家族でハワイ行ってきたんだけど」といった形で、住環境・旅行・消費を話題にするパターンもよく見られます。

「〜すぎて困る」「〜しちゃった」という言い回しに、謙遜に見せながら自慢するマウントの典型的な構造が現れています。

自分自身の見た目・能力へのマウント

「私ってどうしても食べても太れなくて、羨ましいって言われるんだけど逆に悩みなのよね」「産後すぐ体重戻っちゃったから周りに何もしてないの?って聞かれて」「昔から要領がいいって言われてて、何でもすぐできちゃうのが逆に飽き性につながってて困るんだけど」といった形で、見た目や能力を「悩み」として包んで話すパターンです。

「悩んでいる」「困っている」という言い方をしているため、マウントとして指摘しにくいのが厄介なところです。聞いている側は「そんな悩みがあっていいな」と感じながらも、何も言えないという状況になりがちです。

さりげない否定・上から目線

「え、まだ〇〇してないの?うちはもうとっくに」「そのやり方だと後で大変になるよ、私は最初からこうしてたから」「〇〇ちゃんって少食なの?うちの子よく食べてくれるから助かるんだけど」といった形で、相手の状況を基準に自分や自分の子どもが上であることを示すパターンです。

アドバイスのような形をとっているため、「ありがとう」と返すしかない状況を作り出しやすく、受けた側だけがモヤモヤするという状況になりやすいです。

忙しさ・大変さへのマウント

「うちの子習い事が多すぎて毎日送迎で私の時間が全然なくて」「PTAの役員もやりながら仕事もしてて、本当にキャパオーバーで」「子どもが三人いると本当に大変で、あなたに分かるかなって感じなんだけど」といった形で、自分の忙しさや大変さを強調するパターンです。

忙しさや大変さのマウントは、「それだけのことをこなせている私はすごい」という自己アピールを含んでいることが多いです。一方で、子どもの人数・習い事の数・役職などで相手を「下」に見る視線が言葉の端々に出てくることがあります。

なぜマウントをとるのか——その心理

自己肯定感の低さと不安

ママ友のマウントの多くは、自己肯定感の低さと深く関係しています。

「自分は十分な母親か」「子育ては正しくできているか」「他の家庭と比べて遅れていないか」という不安が、「自分のほうが上だ」という確認行為として現れます。マウントをとることで一時的な安心感を得ようとしているのです。

本当に自己肯定感が安定している女性は、他者より上に立つことで自分の価値を確認する必要がありません。マウントが多い人ほど、実は内側に強い不安を抱えているという見方ができます。

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比較されてきた環境で育った

幼少期から「お姉ちゃんはできるのに」「あの子と比べてどうして」という比較の中で育ってきた人は、「人と比べて優位に立つことで価値が生まれる」という感覚を無意識に持ちやすいです。

比較されてきた経験が、大人になっても他者と比べることで自分の位置を確認するというコミュニケーションパターンとして残っていることがあります。

承認欲求が強い

「頑張っている自分を認めてほしい」「いい母親だと思われたい」「羨ましいと思われたい」という承認欲求が強い場合も、マウントという形で現れやすいです。

特に育児中は社会的な評価を受ける機会が減ることが多く、「ママとして」「家庭として」の部分で認められたいという欲求が強くなりやすい時期でもあります。

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悪意がなく「普通の会話」だと思っている

マウントをとっている本人が、それをマウントだと自覚していないケースも少なくありません。

「ただ子どもの話をしているだけ」「普通に近況報告しているだけ」という感覚でいることが多く、受けた側が傷ついていることに気づかないまま繰り返されます。悪意がない分、指摘もしにくく、受けた側だけが消耗するという構図になりやすいのです。

ママ友のマウントへの対処法

「そうなんだ〜」で受け流す

マウントへの最もエネルギー効率がいい対応が、「そうなんだ〜」「すごいね〜」と軽く流してさっさと話題を変えることです。

深く受け取らない・比較しない・羨ましがらない。これができれば、マウントは相手の独り言で終わります。相手が求めているのは「すごいね!」という反応なので、それを淡々と返して終わりにするのがポイントです。

比較の土俵に乗らない

「うちは〇〇で」「うちの子は〇〇だから」と、自分の状況を持ち出して対抗する必要はありません。

比較の土俵に乗ると、会話がどんどん「どちらが上か」のゲームになっていきます。「うちはうち、他はほかで」という姿勢を保ち、相手の話に対してシンプルに反応するだけにとどめることで、消耗を最小限にできます。

深い付き合いをしないと決める

マウントが多いママ友とは、距離を保った表面的な付き合いに留めることが最も賢明な選択肢のひとつです。

園や学校での関係上、完全に無視することは難しくても、一対一で深い話をする関係にならない・グループでのみ会う・LINEのやりとりを最小限にするといった工夫で、関わりの深さをコントロールできます。

自分の自己肯定感を安定させる

マウントを受けた時に深く傷ついたり落ち込んだりするのは、比較された内容が自分の不安な部分と重なっているからです。

「子どもの成長が遅いのかも」「自分の家庭は劣っているのかも」という不安が根底にある時ほど、マウントが刺さりやすくなります。自分自身の自己肯定感が安定してくると、「あの人はそう思うんだね」と受け取れるようになり、マウントに振り回されにくくなっていきます。

どうしても辛い時は距離を置く勇気を持つ

「子どもの関係があるから」「波風立てたくないから」という理由でマウントを受け続けることで、自分の自己肯定感がどんどん下がっていくなら、その関係から距離を置くことも正当な選択です。

子どもの関係を最低限維持しながら、個人的な付き合いの深さを調整することは十分にできます。自分の心の状態を守ることは、結果として子どもへのよい影響にもつながります。

まとめ

ママ友のマウントは、子どもの能力・夫や家庭・お金・見た目・忙しさなど多岐にわたるテーマで、「困っちゃう」「大変なんだけど」という謙遜に包まれた形でされることが多いです。

マウントをとる背景には、自己肯定感の低さ・不安・承認欲求・比較されてきた育ち・悪意のない習慣的なコミュニケーションスタイルといった心理があります。悪意がない分だけ指摘しにくく、受けた側だけが消耗するというのがこの問題の難しさです。

対処法としては、「そうなんだ〜」と流す・比較の土俵に乗らない・深い付き合いをしないと決める・自分の自己肯定感を育てるといった方法が有効です。すべてのマウントをゼロにすることはできませんが、受け取り方と距離感を自分でコントロールすることで、消耗を大幅に減らすことができます。

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