逃げるが勝ち!関わってはいけない「自己愛的な搾取者(テイカー)」の5つの危険な特徴

逃げるが勝ち!関わってはいけない「自己愛的な搾取者(テイカー)」の5つの危険な特徴
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「最初はすごく熱量があって、魅力的で、頼りがいがあるリーダーだと思った」 「でも関わっていくうちに、なぜか自分だけが疲弊し、自信を失っていく……」

ビジネスやプロジェクトの現場で、そんな人物に出会ったことはありませんか? もし心当たりがあるなら、その相手は「自己愛的な搾取者(テイカー)」かもしれません。

彼らは、他人のエネルギーや時間を奪い、自分の養分にすることに罪悪感を持ちません。 今回は、私自身の壮絶な実体験と、心理学的な側面から、「絶対に関わってはいけない人の典型的な特徴」を整理してお伝えします。

目次

あなたのその「違和感」は、決して間違いではない

壮大な「理想」を語るが、実務は全て他人任せ

自己愛的な搾取者(テイカー)の最大の特徴は、「口だけは達者で、ビジョンは壮大」という点です。 「世界を変える」「業界に革命を起こす」といった耳心地の良い言葉を並べますが、いざ「じゃあ具体的にどう動くか」という段になると、自分では一切手を動かしません。

経営者や実業家と言われればそのような人でないと確かになれないのですが、誇大性を巧みに使い、アイディアや理想だけを下々の人に押し付けて、形にするのはお前らだ、事業が大きくなったら分け前はあげるから今は俺を信じて何も考えずやれ、俺が出世したらお前らにもちゃんとしたポジションを与えるから今は馬車馬のように実現するために前向きにやるんだということを洗脳に近い形で高圧的に刷り込んできます。

心理学的には「誇大性(Grandiosity)」と呼ばれる特徴です。 自分は特別な存在なので、地味な実務は「下々の者」がやるべきだと本気で思っています。「俺がアイデアを出してやるから、お前が形にしろ(もちろん安く)」というのが彼らの本音です。

ヤバい人だ、ズレた人だという直感は正しいですが、より確実に判断するためにこのチェックポイントを覚えておきましょう。

  • 「すごいこと」を言うが、計画に具体性がない。
  • 実務的なリスクやコストの話をすると「ネガティブだ」と一蹴する。

他人を「便利な道具」として扱い、顎で使う

自己愛的な搾取者(テイカー)にとって、他人は「対等なパートナー」ではなく、「自分の願望を叶えるための手足(道具)」に過ぎません。これを心理学では「共感性の欠如(Lack of Empathy)」と言います。口では対等なパートナーだと言うかもしれませんが、本心では全くそのようなことは思っておらず、見下して役立たたずだと思っているので、ちょっとした気に食わないことで激怒したり、相手が意見を言うとすると、ネガティブな話は不要だと話も聞きません。

    自己愛的な搾取者(テイカー)は、人と道具と同じように接しているので「疲れた」「休みたい」という感情は認められません。 そのため、平気で深夜に連絡をしてきたり、無茶な納期を押し付けたり、約束した報酬を払わなかったりします。「自分がこれだけすごいことをやっているのだから、お前が滅私奉公するのは当然だ」という思考回路なのです。やりたいことに共感しているのかという抽象度の高いことに目を向けさせますが、それを現実世界で実行するのはお前らだ、私はアイデアを出すことと、お前らを働かせるのが仕事なのだから、やるしかないんだという態度が度々現れます。

    • 相手の都合や体調をお構いなしに連絡してくる。
    • こちらの労力に対する感謝や、適正な対価がない。

    思い通りにならないと「人格否定」や「攻撃」に転じる

    ここが最も危険なポイントです。 彼らは自分の思い通りに人が動かないと、急激に不機嫌になり、攻撃的になります。これを「自己愛憤怒(Narcissistic Rage)」と呼びます。

      単に意見が合わないだけなのに、「お前の考え方はおかしい」「能力が低い」「だからダメなんだ」と、人格そのものを否定するような言葉を投げつけてきます。 これは、相手を傷つけて支配下に置くためのマウンティング行為です。

      チェックポイント:

      • NOと言うと、急に態度が豹変する。
      • 「君のためを思って言っている」という体裁で、自信を奪う言葉を吐く。
      • 俺は今までお前らよりたくさんの経験と実績を積んできたのだから俺の方が正しいに決まっているだろと洗脳してくる

      「素晴らしいビジョンが分からない君がおかしい」と論点をすり替える

      彼らは自分に酔いしれているため、自分の非を認めることができません。 過重労働や理不尽な要求に対してこちらが正論を返すと、「なぜこんなに素晴らしい社会貢献が分からないんだ」「視座が低い」と、論点をすり替えます。

        これは「ガスライティング(Gaslighting)」の一種です。 「おかしいのは要求している私ではなく、理解できない君だ」と刷り込むことで、被害者に「自分が悪いのかもしれない」と思わせ、精神的にコントロールしようとします。

        • 話の論点が「業務の問題」から「あなたの精神性や人間性の問題」にすり替えられる。
        • 「社会貢献」「夢」「成長」という言葉を盾に、搾取を正当化する。

        「ガスライティング(Gaslighting)」も、職場や上司、家庭などでモラハラ的に支配されないために知っておきたい重要な概念なのでこちらで確認しておきましょう。

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        「君とは次元が違う」とマウントを取る

        最後に、決定的な特徴として「選民意識」があります。

        「私と君とでは次元が違う」「凡人には分からない」といった発言が出たら、即座に逃げてください。

          彼らが言う「次元が違う」は、ある意味で真実です。 まともな倫理観や思いやりを持った人間と、他人を食い物にして恥じない人間とでは、生きている次元(道理)が全く異なるからです。

          次元が違う人、価値観や考え方がまるで異なる人とは、お付き合いしても相手の考え方に振り回されるだけです。

          「●●さんの次元と私の次元は違い過ぎて、凡人の私には到底及ばず足を引っ張ってしまうので、これで辞めさせていただきます」と伝えなければなりません。「次元が違う」とか、「やるのか辞めるのかどっちだ?」というようなことが出てきたら、はっきりと辞めると伝えるべき時です。

          相手は「●●さんのようになれるように頑張ります」と言わせたいのです。自分でやると決めたのだから歯を食いしばってやり切れと言いたいのです。それは、精神的にも時間的にも経済的にも完全に搾取される構図です。

          対話で解決できる溝ではありません。住んでいる世界が違うのですから、分かり合おうと努力すること自体が徒労に終わります。相手は分かり合おうとするようなふりを表面的にするかもしれませんが、絶対に分かり合うことはできません。

          違和感を感じたら、戦わずに「全力で逃げる」

          もし、あなたの周りにこれらの特徴に当てはまる人がいたら、どうすべきか。 答えは一つ、「戦わず、議論せず、物理的に距離を置くこと」です。

          彼らは「自分が絶対正義」の世界に生きているため、話し合いは成立しません。 真面目な人ほど「自分が頑張れば分かってくれる」「約束したから」と耐えてしまいますが、それは彼らにとって「都合の良い餌」でしかありません。

          「次元が違う」と言われたら、「その通りですね、ではさようなら」と心の中で呟いて、あなたの心と体を守ってください。 ビジネスにおいても人生においても、「誰と関わるか」よりも「誰と関わらないか」の方が、実は遥かに重要なのです。

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